アレッサンドロ・シャッローニ
振付家
イタリア

2024年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、フェスティバル・ドートンヌ・ア・パリの一環として上演される、アレッサンドロ・シャッローニによる『U.(un canto)』を後援します。
アレッサンドロ・シャッローニは、2007年以来、舞台芸術と視覚芸術を融合した作品を手掛けています。美術分野の知見とともに舞台での豊富な経験を誇る彼は、コンセプチュアルで演劇的なアプローチをとり、ダンスや、スポーツ、サーカスなどの関連分野から派生したテクニックや実践を取り入れています。彼の作品は、ダンサーの身体的持久力を試すような練習の繰り返しをもとに、パフォーマンスの強迫観念、恐怖、脆弱さを明らかにしようとするもので、そこに新たな時間の次元や、パフォーマーと観客との間に生まれる共感の絆をもたらそうとしています。さまざまな国際的な芸術プロジェクトやネットワークに貢献する彼は、世界各地から招聘され、定期的に作品を発表しています。2019年のヴェネツィア・ビエンナーレ・ダンツァでは、ダンス分野での生涯功労賞として金獅子賞を受賞しました。また彼はパリのサン・キャトルおよびミラノ・トリエンナーレ・テアトロ2022-2024の提携アーティストとなっています。
写真: © Umberto Favretto