ソア・ラシファンドリハマ
振付家
フランス

2025年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、ロンドンで開催されるダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル フェスティバルの一環として、サドラーズ・ウェルズとのコラボレーションにより、ソア・ラシファンドリハマ作『g r oo v e』を上演します。このイニシアティブはまた、『Fampitaha, fampita, fampitàna』を上演するシャイヨー国立舞踊劇場も支援しています。
ソア・ラシファンドリハマは、ブリュッセルを拠点とするマダガスカル系フランス人のダンサー兼振付家です。パリのCNSMDで学んだ後、ソアはジェームス・ティエレ、サリア・サヌー、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルと共に活動。2021年には、ブリュッセルで初のソロ作品『g r oo v e』を上演します。
この作品はこれまでに50回以上にわたり上演され、ヨーロッパ、カナダ、アジアへのツアーも続いており、近くマダガスカルでも上演される予定です。2024年春、ソアはラジオ・クリエーション『Rouge cratère』とパフォーマンス『Fampitaha, fampita, fampitàna』からなる2部構成の作品を発表。初の単独作品に続き、ラジオのストーリーテリングから振付や楽曲の作曲まで、彼女はさまざまな媒体を交差させる可能性を探っています。彼女の作品は、身体が言葉のように物語の担い手であり、どのような手段を選ぼうと、こうした物語は語られなければならないことを思い起こさせてくれます。ソアは、2023年から2025年までカイシアター(ベルギー)で、2024年から2026年までオルレアン振付センター(フランス)でアーティスト・イン・レジデンスを務めています。
Photo: © Lara Gasparotto