公演

プログラム

Alvin Ailey American Dance Theater

© Paul Kolnik
2024年6月4日 - 9日 Partner Brooklyn Academy of Music

2024年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、BAM (ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック) を支援し、アルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターによる2種類のプログラムの上演を後援します。

アメリカのダンスシーンを永久的に変えてしまったダンスカンパニーが、2種類の強力なプログラムとともにブルックリンに再臨。振付家ジャマー・ロバーツ、ハンス・ファン・マネン、アロンゾ・キングが振付を手がけた魅力あふれる作品に加え、往年のエイリーの代表作『Memoria』、『A Song for You』、『Cry』、さらには最高傑作と名高い『Revelations』を上演します。肌で感じるのは、「アメリカで最も人気のあるダンスカンパニー」(『ニューヨーカー』誌) の敏捷性と魂。その舞台となるBAMでアルヴィン・エイリーが初舞台を踏んだのは1956年のことでした。それから65年以上経った今も、このダンスカンパニーは、アフリカ系アメリカ人の芸術性を称え、エイリーのレガシー、そしてモダンダンスそのものの大胆な新しい道を切り拓き続けています。

 

写真:アルヴィン・エイリーの『Memoria』を踊るアルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアター、エイリーII、エイリー・スクールのダンサーたち ©Paul Kolnik

全クレジット
アルヴィン・エイリーの『Memoria』を踊るアルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアター (AAADT)、エイリーII、エイリー・スクールのダンサーたち © Alvin Ailey American Dance Theater in Alvin Ailey’s Revelations © Christopher Duggan

アーティストについて

アルヴィン・エイリー

アルヴィン・エイリーは、1931年1月5日、テキサス州ロジャースで生まれます。アメリカ南部の田舎町での生活体験が、後に彼の最も印象的な作品のインスピレーションになります。ロサンゼルスのバレエ・リュス・ド・モンテカルロやキャサリン・ダンハム・ダンスカンパニーの公演でダンスに出会い、友人のカルメン・デ・ラバレードの紹介でレスター・ホートンのクラスに参加したことによって、彼の正式なダンスの訓練が始まります。アメリカ初のさまざまな人種が混在するダンスカンパニーを創設したホートンは、プロダンサーとしてのキャリアをスタートさせたエイリーの良きメンターとなります。1953年にホートンがこの世を去ると、エイリーはレスター・ホートン・ダンス・シアターのディレクターとなり、自身の作品の振付を始めます。1950年代から60年代にかけて、エイリーは『House of Flowers』や『Jamaica』を初めとする4作のブロードウェイショーに出演します。

1958年、エイリーは、アルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターを設立し、アメリカのモダンダンスの伝統を豊かにし、アフリカ系アメリカ人の文化的経験の独自性を守ることに打ち込むダンスカンパニーを立ち上げる、という自らのビジョンを実行に移します。エイリーはさらに、1969年にアルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンスセンター (現在のエイリー・スクール) を設立。1974年にはアルヴィン・エイリー・レパートリー・アンサンブル (現在のエイリーII) を結成します。エイリーは、教育における芸術を推進する、特に恵まれない地域社会に恩恵をもたらすプログラムのパイオニアでした。その生涯を通じて、エイリーは、1988年にアメリカ文化への並外れた貢献が認められたことで贈られたケネディ・センター名誉賞をはじめとして、数々の栄誉に輝いています。2014年、アメリカにおける公民権とダンスへの貢献と献身が認められ、死後、アメリカの民間人として最高の栄誉となる大統領自由勲章を受勲しています。 1989年12月1日にエイリーが死去すると、ニューヨーク・タイムズ紙は、「たとえエイリーを直に知っていなくても、彼の人間性、熱意、高揚感、そして人種の壁を超えた連帯感を求める彼の勇気ある姿勢に誰もが胸を打たれた」と追悼しました。

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パートナーについて

Exterior night view of the facade of Brooklyn Academy of Music

ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック

2024年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、1994年にブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック (BAM) で上演されたビル・T・ジョーンズの作品『Still/Here』の再演を後援します。

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